GH6とCFexpressカード

 前回の更新から1年ちょっと…

なんとかコロナ禍を生きております(汗)


ひと月前に発売されたGH6。購入されたみなさんはどうお使いでしょうか?

動画ですか?写真ですか?

私も少し遅れたものの、手元に届きました。





といっても画像はご覧の通りの野鳥撮影スタイル…

まだまだ初期のテスト段階でございます。

なぜ野鳥撮影でのテストかというと、高感度耐性がどんなものか。というのと、私が究極の運動不足のため、両立出来るのが野鳥撮影というのが理由であります。

このGH6、確かに良いカメラではあると思いますが、私の動画撮影環境(海・磯場)では懸念材料があり…その打開策も含めたテストをするにはそれなりにやらないといけない感じですので、しっかりと確実にテストせねばというところ。

その懸念材料というのがバッテリーライフ。バッテリーグリップ設定無しというフラッグシップらしからぬGH6ですが、モバイルバッテリー 給電で柔軟な撮影が出来るのか?

GH5などはバッテリーグリップを装着し、バッテリーグリップの電源が切れると本体バッテリー に切り替わる(逆設定も可能)のですが、その際にカメラの電源を切らずともバッテリーチェンジが可能。REC中でも可能ではありますが、バッテリーグリップの電源が少し残っているため、タイミングが悪いとバッテリー を抜く際、一瞬バッテリーグリップの電気が本体へ送り込まれるのか、電源が落ちてしまう可能性(何回かアリ)が少しあるため、REC中はしないのですが、簡単に言うと電源を切らずともバッテリー を交換出来るということです。

さらに、波飛沫や小雨などでもモバイル給電がそれなりに可能なのか、それが無理ならバッテリー交換になりますが、1日5〜6回バッテリー を変えるのにその都度電源を切る煩わしさのストレスやいかに…

せっかくの防塵防滴も、モバイル給電必須なら魅力も半減です。

人から見れば大したことないカモ知れませんが、マイクのバッテリー管理もあるため、カメラのバッテリーだけという訳にはいかないのであります。





ちなみにこの時(↑の写真)は演者4人にワイヤレス。GH6が出る前(GH5M2で収録)でしたので使用する音声はフィールドレコーダーへ、本体へは4人分の音声を同期目的で…

これがGH6であれば、もう少しスッキリすると同時に同期の必要もなく、フィールドレコーダーからXLRマイクロホンアダプターに変更出来るため、重さの他レコーダーのバッテリー交換作業がなくなるものの、カメラのバッテリー交換や給電ににひと手間かかるという感じでしょうか。

しばらくの間、音声2ch以上の収録時以外は予備機として現場待機(ところによりサブ機で使用)させようと思いますので、動画のテストは現場で合間を見て…という事になりそうです。

↑の写真のような状態で雨降りは経験した事ないのですが、マイク2個にXLRマイクロホンアダプターくらいの設定なら、受信機とアダプターにビニール袋を被せれば、今のところ通常の雨くらいなら普通に使えてます。

ちなみにレインカバーしないといけない機種であれば、普通にカムコーダーという選択肢もありますが、予備を含めた機材運搬を考えれば、ミラーレス&マイクロフォーサーズという選択肢は無敵に近いです。メインカメラと予備カメラは同等でないとダメだと思いますし、サブカメラはスマホでもアクションカメラでも良いという考えです。

また、スタート前からザーザー降りだとアダプター無しで受信機からマイクジャックへ繋ぎますが、アダプター経由の方が若干音声の質が上がると思います。GH6だとどうなるんでしょうねー。

GH5使用中に有名機材ショップで聞いたことあるのですが、「たいして変わらない」と言われたものの…いざやってみると、思ったより違いを体感しました。





そしてもう一つのお題「CFexpressカードtype B」

GH6を持ってる人はすぐに気付くでしょう(笑)

購入したのは「プログレードデジタル」

そうです。公式の動作確認で「✖︎」が付いてるカードです。

なぜ購入したかと申しますと、セールで激安万円だったという話ですが…下準備としてチェックした動作確認表を見た私は少し疑問というか解せないというか…

GH6だと写真のみに使え、S1やS1Rでは動画も使える。ゴールドがダメならまだしも、コバルトもNG…

書き込みスピードでも無いようですし、他社の動作確認表から、またGH6という機種からも、熱問題でもなさそう…

それにしても安い!しかし残り5個。えーいっ!ポチッ(笑)

てな訳で、あとさき逆になったもののプログレードへ問い合わせ…

なぜGH6の動画で「✖︎」になっているかの説明をいただき、その程度であれば問題無いだろうという判断で使用決定。(仕事で使用という背景を加味してくれたかまではわかりませんが、心配なら返金いたしますという優しい対応はありました)

ただ、「✖︎」とされた理由が本当にプログレードサイドの主張だけなのかというのは使ってみないとわからないという不安もあり、「✖︎」とされた詳しい内容は控えておきます。

不具合発生タイミングといってもランダムというか、たま〜に。というお話ですし、私の使用環境では不具合発生タイミングすら無いのですが、現場ではそれを意識した無駄カットでも撮りながら検証したいと思います。

その辺の公園でテスト撮影しても良いのですが、現場でのテストは機材に対する乱暴度も違ってくる(撮影1番・機材は2番)ので、出来れば現場での対応試験を突破したいところです。給電撮影も含めて…




このキノコの写真はGH6で撮ったもので、ISO感度はベースの100。

野鳥撮影の合間に撮ったのですが、ISO800〜の野鳥撮影素材がまだ処理中であったり、
検証するにはネタ不足なので、もう少し時間がかかりそうですが、ファーストインプレッションでは、スナップ写真ではなかなか検証が難しそう…良い意味で。野鳥なら羽毛の解像感から背景のノイズまでわかりやすいかなぁ…

星景写真での暗所ノイズも気になりますが、地元神戸では難しいお話。こちらは出先でチャンスがあればテストしたいと思います。

GH5からのGH6であれば違いは歴然だと思いますが、G9やGH5M2を所有している人たち(私を含め)目線では、その違いがどれくらいなのか…そこはしっかり確認したいところです。

GH5Sは画素数が違いすぎるため、テストするにはといったところでしょうけど、生憎所有してませんのでテストも出来ず(笑)

ただGH5Sのノイズは GH5と比べて綺麗の一言でしたので、その記憶とGH6との違いくらいはレポート出来ると思います。

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