投稿

2018の投稿を表示しています

三脚のお話

イメージ
こんにちは 今回は三脚のお話… 私も動画制作を始めたばかりは機材も少なく、三脚も間に合わせ程度のものを使っておりました。 しかし、家族の介護等で仕事内容の軸を振り替えなくてはいけなくなり、撮影業務の軸を太くするにあたり、それまでは以前から撮影以外でお取引があったお客さんへのみの動画撮影〜編集という業務をビジネスの一環として扱うことに。そうなればそれに見合う機材もある程度は揃えないとという事で、まずはマッッフロットの536という、2mを超える高さの三脚を購入しました。 このマンフロットの536という三脚、イベント撮影等で人の頭より上の視点からも撮れるという事からチョイスしましたが、私の撮影におけるメインフィールド(磯)へ持っていくにはちと重い。ていうか、重すぎる(笑) 同時に購入したビデオ雲台、509HDという雲台も重く、三脚とのセットで約7kg。それにリグでシステムを組んだカメラが約7kg。 一旦磯へ上がれば、それはそれで重さによる安定度が抜群なので、その恩恵は受けれるものの…問題は撮影中の移動。 マンフロットの536三脚と509HD雲台 重さもそうですし、担ぐ際に肩へかかる負担が凄い。この負担というのは、脚の太さによるもの。その後マンフロットのナイトロテックN12という、ワンオペでやっている人や、 趣味で撮影をやっている人には有り難い価格で、高級業務雲台にも引けを取らない操作性の高い雲台を追加、536との組み合わせでもかなり軽くなりましたが、やはり脚の太さによる移動時の方への負担は大きく、三脚を追加購入。 そもそも三脚の追加購入は機材の少なさから考えていたものの、いかんせん金が無い(笑) ということで後回し的に考えておりましたが、お仕事の依頼も増えて来た事から三脚の購入を決意… 趣味でやっている人たちからすれば、決意という程でも無い(私も釣りに関してはそれ相応に無駄使いしてきましたので)と思うのですが、清水の舞台ものであります。ホント… というのも、先に購入したマンフロットの536三脚と、509HD雲台を活かせる三脚を検討したところ、カメラ三脚では有名なGITZOのシステマティックという三脚くらいしか互換性が無い感じ。(あるにはあるようですが、このシステムが一番安い)

私が使っている撮影機材(カメラ)その3

イメージ
こんにちは カメラのスペックによる画質の違い…当然ながらあると思います。 逆にない方がおかしい話で、自分のニーズに合う合わないで使用機種を決めるのは、カメラでなくとも日々生活する中でもよくある話。 仕事で動画を撮影する際は何もないのですが、プライベートで写真を撮っていると…MFTで動画に強いカメラメーカーだけに、小馬鹿にされることもしばしば… もちろんカメラだけではなく、私のライフワークとも言える釣りでも、格好で小馬鹿にしている人を見かけたりしてきました。 釣りの場合、結果は釣果で決まる事が殆どで…格好だけで判断し、釣りが終わった時には立場も無くそそくさと現場を後にしていった人もたくさん見てきました。 そんな経験をしている私にとって、写真を撮っている時にも同じような環境になっているかと思う時もあれば、なぜ私の撮っている構図を真似するの?みんな私より良いカメラや良いレンズ付けてるのに。って思う事も多々あります。 撮ることにおいてカメラは重要であると同時に、カメラが全てではないんですよね… 先日、紅葉狩りへ行った時の出来事。一通り撮り終えた私は水の流れも撮りたく三脚を立てて撮っているところへ前に被せてくるおじさん。そこから普通にとってもそんなに良いアングルとは思えなかったのですが、さらにサングラスをかけての撮影。 正直分かってないなと思いながらも私も仕事ではありませんし、私はスローシャッターでの撮影でしたのでおじさんは先に撮り終えてその場を後にしましたが、今度は若い人たちが複数で入ってきました。 私は若い子たちに場所を譲り、どう取るのかを見させていただきましたが…条件が厳しかったのか、しばらく経ってその場を去りました…そして横で待ってた嫁さんに「みんなこっちのカメラをチェックしてたんとちゃうか?」と聞くと「結構ガン見してたでぇ」 私が一眼動画でなくてはならないモノの一つにある『バリアブルNDフィルター』 若い子たちの欲しいもの優先順位にはランクインしにくいものですので仕方ありませんが、私はそれにND8を装着してようやくシャッター速度を2秒ほど稼げる環境で撮っていたので、よく使う濃度のNDフィルターを重ね付けしたところで白飛びしてしまっ

私が使っている撮影機材(カメラ)その2

イメージ
こんにちは さて、私が使っている『GH5』と『G9』ですが、モニターはよく聞く”バリアングル液晶”というもの。 同時ファームアップデート中(笑) ユーチューバーの間では好評なバリアングル、とかく自撮りをしない私(たまにやりますが)にとっては一長一短。 では何が一長一短と言いますと、実際に撮影仕事で使う際、私は外部モニターを使う(日中は外部モニターを使わないと、純正モニターだけだと全く見えない)のですが、各ケーブルを繋ぐと純正モニターをバリアングルしたくても干渉して角度を変えれない。 これはモニターを確認するというのではなく、ピントの調整やフォーカスポイントを設定する際に角度が変わらないと使い辛いという事です。 逆に雨の日の撮影などで外部モニターを使えない時はファインダーを覗く事になるのですが、その際バリアングル液晶だとファインダーを覗いたままモニターを開いておけば、顔が邪魔する事なくモニターをタッチ出来るので、ファインダーを覗いたままフォーカスポイントを設定出来る優れもの。 で、ユーチューバーにとって便利と書きましたが、実はそんなに有利ではないんですよね。この手のタイプは… ではどう不利かと申しますと、横に開くモニターを見ながら自撮りすると、目線が横にズレるので、カメラ目線ではなくなるんですよね(笑) たまにモニターを確認するくらいだと違和感を感じる事もないのですが、永遠モニターを見ながらの自撮り映像を見てると…やっぱり滑稽ですよね。 気持ちはわかりますが…何回かやってると分かると思いますので、目線はレンズを向いて撮らないといけないでしょうねぇ…そこで便利なのが跳ね上げ式。こちらは真上に反転するタイプなので、目線はやや上になるくらいで見る側も違和感なく、撮ってる方も違和感が少ないと思います。 話は飛びますが…来年発売予定のPanasonic製フルサイズミラーレスカメラ。こちらはバリアングルからチルトタイプのモニター(恐らく180度反転しての自撮り対応になるかと思います)に変更されるようですが、私が使うようであれば便利か否か…動画だったらモニターをつなぐ環境ならケーブルが干渉しない状態でモニターの角度を変えれるので便利。写真撮影の時はファインダーを覗いたままタッチパネルを利用したフォ

私が使っている撮影機材(カメラ)その1

イメージ
こんにちは 今日は私が使っている撮影機材をご紹介したいと思います。 ひとえに撮影機材と言っても色々ありますが、まずはこれが無いと始まらないという『カメラ』から… 私が使っているカメラは「PanasonicのGH5』というカメラと『G9』というカメラ。 右のカメラがGH5です 一眼カメラにも色々あり、皆さんがよく目にするCanonやNikonなどの他、色々あります。 そして私は何故このカメラをチョイスしたかと申しますと、まず動画撮影において一眼カメラとビデオカメラの違う大きな点の一つとして、連続撮影時間というものがあり、これにはカメラのスペック上の他、輸出に対しての関税の違いなど…大人の事情(笑)が絡み合っており、私がチョイスしたカメラ(厳密に言うと初めに買ったのはGH5の前モデル、GH4)には撮影時間の制約も無く、カメラの弱点とも言える熱に対してのダウンも無い等、ビデオカメラとして最低限使える(連続RECもそんなに無いですが)という点がまず一つ。 そしてこれまた話を掘り下げますが、一眼カメラに搭載されている ”センサー”(心臓部)の大きさの違いというのがあり、私が使っているカメラは一眼カメラでは小さいセンサー。 大きい方が良いんじゃない?とお思いでしょうが、確かにその通り(違う部分もあります)です。ただ、センサーサイズの大きいカメラと小さいサイズのカメラの違いに、本体のサイズより『レンズ』のサイズが結構違います。ここも捨てがたいポイントで、大きいセンサーの高額なカメラと、それに伴う大きなレンズを動画撮影で使うという事に抵抗があったり(そこまでするなら業務用ビデオカメラで良いんじゃないか) 真ん中のキラキラしているのがセンサー部 私はあくまでも撮影業者。あまり場違いなカメラだとクライアントさんや演者さんにも不安を与えてしまうかもしれない(ビデオカメラの代わりに手持ちのカメラで撮ってるの?)ですとか、望遠域もフルサイズセンサー(以下フルライズ)カメラのレンズを基準にして300mmでは足りない事も。そんな望遠レンズを動画で使う事に、主な私の撮影環境では無理があったりします。 私の撮影場所で最も多い『磯』 釣りにまつわる撮影がメインですので、船の上や、磯の上での撮影ばかり。そ

はじめまして

イメージ
こんにちは 第1回目となる投稿ですので、まずは自己紹介からさせていただこうと思います。 タイドクロスジャパン(TIDECROSS JAPAN)と申しますのは、動画撮影をワンオペ(ワンマンオペレーション=ひとり)で行っている、でもって兼業で釣具屋さん(といっても小売は大手全盛期、そんな背景から、釣り具に名前を入れたりというカスタマイズを主に行っているショップ)も経営している母体ショップ・アトリエ潮目という、これまた個人経営のショップから派生して出来た部門でございます。 では何故派生したのかというところですが、ボチボチながら趣味レベルで釣り関係の記録撮影係りをしていた事から、動画撮影を仕事で請け負う事となり、今に至る…という程サクッと流れて行ける訳も無く(笑) やる以上は最低限の機材は揃えておかないと…という事で最低限の設備で1年程提携企業さんの動画撮影をしていた時、同居家族が認知症を発症…介護と仕事の両立を考えた結果、母体ショップの方はカスタマイズ業務をBtoB(企業間取引)だけに限定し、時間割を決めやすくしながら撮影業務の軸を太くする事で、昨今の介護における受け入れ態勢に対して柔軟に動けるであろうという考えで撮影機材を増やしたのが派生するくらいのボリュームになった訳でございます。 そうなると母体ショップで書いてるブログもあるにはありますが…ネタの偏りやネタ切れも頻発。かといって撮影絡みのネタもそれ相応に需要があるだろうという事で、このブログを立ち上げました。 とはいえ釣り具屋出身の動画撮影ですから釣り関係が基本、他にもいろんな撮影を行いたいところではありますが、世の中そう簡単に事は運びません。ですが動画撮影において撮影対象が自分のよく知るところというのはかなりの武器になります。視聴者の皆さんは何を見たいのか、提供する側は何を伝えたいのか(テロップを含め)という、いざやってみるとぶつかりそうな壁に対しても、それなりに乗り越えられるという利点があります。 その中でいろいろ考えながら撮影・編集し、日々精進しております。 ちなみに当店で行う撮影では、一眼カメラを使った動画撮影がメインです。 一眼カメラというとまず先に『写真』というイメージが先立ちますが、それはもちろん、高画質で撮れるビデオカメラとしても、今やカメラ業界では標準